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はるまちかぜ の 気まぐれ日記


絶賛放置プレイ
by harumatikaze

マビに登場する武器のうんちく

第一回のうんちくはバスタード・ソードについて語ろうと思います。

バスタード・ソードは16~17世紀に実在した剣です。
バスタード・ソードのバスタードの意味ですが、
「私生児」(中途半端というものをあらわす言葉)です。
タブンほとんどの人が、
「バスターランチャー!!」だとか、
「バンカーバスター!!!!」だとか
こういうなんちゃらバスターを想像しがちですが、実際は「どっちつかず、中途半端」と言う意味です。
ぶっ壊すっぽい意味のバスターとはなーんにも関係がないそうな。

なぜこういう名前がついたかというと、
当時ヨーロッパでは片手剣の長さが大体80~100cmでした。
この長さは成人の腕の長さと同じで最も扱いやすい長さだそうです。
しかしこのバスタード・ソードは、長さが100~130cmと長く、
重量もふつうの剣より重かったそうです。
両手でも片手でも使えるように設計されたからコンナ微妙な長さになったそうな。

その結果、柄の長さや重心が中途半端になり、独特な仕様法を覚える必要があったそうです。
そのため、専用訓練を受けないとまともに使うことのできない武器だったバスタード・ソードは、流行らなかったそうです。

現役で使われなくなったバスタード・ソードは、美術品として今でも取引されているそうです。
by harumatikaze | 2006-08-13 12:09 | 趣味